住友コレクション 泉屋博古館

収蔵品紹介 > 青銅器 > 夔神鼓(きじんこ)

夔神鼓

商時代後期 前11世紀
高82.0㎝

両鼓面に鰐皮を張って鋲留にした様子を表現した青銅製の太鼓。下底は大きな方孔があいており、短い尖足が4個付いている。全体を3~5mm位の厚さで薄く造っており、当時の鋳造技術がきわめて高かったことを示す名品である。全面に精細な文様がみられるが、とくに胴両面に両手を挙げ、足をふんばった正面像が特徴的である。この像は人面であるが、羊角を戴き手の先が羽状になっていて、当時の音をつかさどる神を表現したものであろう。

青銅器一覧

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