住友コレクション 泉屋博古館

収蔵品紹介 > 青銅器 > 螭文方炉(ちもんほうろ)

螭文方炉

春秋時代中期 前7~6世紀
高20.2㎝

上部が食物をのせる皿、下部が火種を入れる火舎となった方形の炉である。周代の青銅製方形炉は類例が少なく、貴重な作品である。火種を入れる部分の正面には、観音開きの扉があり、その両脇には二人の門番が向かいあって座っている。底は格子状になっていて、灰が下に落ちるよう工夫されている。器壁および台座の四隅には虎と考えられる獣の立体像が付いている。器を支えながら、周囲を監視して器を守護しているかのようである。

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