住友コレクション 泉屋博古館

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螭首文方鏡

春秋時代末~戦国時代前期 前5世紀
長14.7㎝

上下二分したなかに、正面向きの獣面文を対で配置する。眼・眉・鼻・角・三爪の前足を浅い肉彫りで精緻にあらわす。いずれも先端が羽状化し、なかを細密な平行凸線と渦巻文とで埋め尽くしている。この獣面文は商~西周時代に発達した饕餮文を模倣したもので、紀元前5世紀から前4世紀にかけて青銅鏡の文様モチーフとして採用された。本鏡はそのなかでもとくに細密な表現に優れており、この時期の鏡を代表する優品のひとつである。

鏡鑑一覧

螭首文方鏡
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