住友コレクション 泉屋博古館

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重文 木彫阿弥陀如来坐像

平安 大治5年(1130)
通高30.1㎝ 長43.7㎝

檜の堅一材の上身部と横一材の膝部を組み合わせた仏坐像。背板背面に大治五年の墨書銘がある。大治五年は,鳥羽上皇の院政が始まった時期で,中央では定朝の後継仏師達によって寄木造の繊細な作風の像が多くつくられていた。しかし本像の胴部,膝部ともに一木で造る技法や,浅く太い衣文表現、また瞼の線を深く彫り込んだ厳粛な顔貌には,定朝様式とは異なる古風な感覚が見られる。院政期の彫刻が多様な展開を見せていたことを示す貴重な作例といえる。

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