住友コレクション 泉屋博古館

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石彫硯屏

清時代
通高28.4㎝

硯屏は、硯の前に置く衝立で、硯を引き立たせる装飾の役割も果たす。これは紫檀の枠に二層の異なる色調の石をはめ込んだ硯屏。石は湖南省洞庭湖付近から産出する黎渓石かと思われ、異なる色調を巧みに彫り分けて仙境の風景を絵画的に表現する。上部が大きく張り出した巨大な岩塊、その左右には樹木に囲まれた楼閣と遙かにに霞む遠山を表し、手前には杖をもつ仙人と従者が楼閣に向かって歩を進める。中国の文人達が理想郷と考えた風景が小さい画面の中一杯に展開している。


文房具・印材一覧

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