住友コレクション 泉屋博古館

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猩々

江戸時代

猩々は、酒の好きな妖精を主人公とした「猩々」の専用面である。猿に似た想像上の怪物で海中に棲むというが、能面では妖精的な性格が強調されて、赤い顔で目尻を下げて微笑む表情となる。水に濡れて額にはりついたような前髪は、海中に棲んでいることを示す表現である。「猩々」は目出度い内容をもった能とされ、面もそれにふさわしい天真爛漫な可愛いさがある。笑いの少ない能面の中では異色の存在といえる。

能楽一覧

白色尉
小面
猩々
狐
紅白萌葱黄段青海波笹梅桜模様唐織
白紫段海松貝入子菱繋唐花模様厚板