住友コレクション 泉屋博古館

収蔵品紹介 > 武具 > 黒漆塗刻鞘小さ刀拵

黒漆塗刻鞘小さ刀拵

(揃金具 後藤一乗作)  明治3年(1870)
長41.2㎝

別掲銀無垢短刀の拵である。金具はすべて後藤一乗の作である。銀無垢短刀に刻まれた「翁」の一節に対応するように、金無垢目貫は三番叟の舞図を高彫で施す。また頭と金無垢折金とはそれぞれ鶴亀で、縁と鐔は松竹梅と、目出度い取り合わせの図柄でまとめている。さらに小柄は養老孝子図を高彫であらわす。縁・鐔・小柄はいずれも赤銅地に細密な魚子(ななこ)がほどこされている。銀無垢短刀とともに後藤一乗晩年の畢生の名品である。

武具一覧

銀無垢短刀
黒漆塗刻鞘小さ刀拵