住友コレクション 泉屋博古館

京都鹿ヶ谷

過去の展覧会

泉屋博古館 水墨画アラカルト

 明治8年に岡山県に生まれた上島鳳山(1875-1920)は、四條円山派の絵師西山完瑛らに師事し、独特の濃厚な雰囲気を漂わせた人物像を多く描きました。大規模な公募展にはあまり関わらず、住友家主催の園遊会などで席上揮毫を行ったり、後援者の求めに応じて描いていました。
 こうした後援者との密接な関係は、鳳山だけでなく大阪の他の画家たちにも見られます。彼らは作品が公になりにくく、経歴も辿れない事が多いため、今ではあまり知られていないのが現状です。各家庭において季節やしつらえに合うように描かれたこれらの絵は表具にも配慮がされており、展覧会出品作とは異なる趣向を示しています。

 上島鳳山が生まれて140年となるのを機に、本展では鳳山の代表作「十二月美人図」全12幅をはじめ未公開作品を展示するとともに、彼の祖系にあたる絵師や同時代の画家たちを紹介します。(途中、一部展示替えがあります。)

 

 

主 催:

公益財団法人泉屋博古館、産経新聞社

後 援:

、京都市観光協会、京都新聞、

主な出陳品(前期:5月28日~6月26日 後期:6月28日~7月24日)
             
上島鳳山
「十二月美人図」 明治42年 泉屋博古館分館蔵

 《一月 子日》 《二月 羅浮仙》 《三月 観桜》 《四月 郭公》 《五月 青楓》 《六月 青簾》 前期展示
 《七月 七夕》 《八月 姮蛾》 《九月 菊花》 《十月 紅葉》 《十一月 茶花 》 《十二月 雪路》  後期展示

上島鳳山   「百福図」   明治35年    
上島鳳山   「緑陰美人遊興之図」   明治42年   笠岡市立竹喬美術館蔵
北野恒富   「思出」   大正前期   大阪新美術館建設準備室蔵
姫島竹外   「王母八千歳図」   大正3年    
深田直城   「春秋花鳥之図」  

明治後期

  泉屋博古館分館蔵 春:前期展示 秋:後期展示
山田秋坪   「柘榴花白鸚鵡図」  

大正9年

  泉屋博古館分館蔵
伊藤渓水   「四季花鳥画帖 六月」  

大正9年

  泉屋博古館分館蔵 前期展示